鍵の交換と言えば鍵屋さんですが、鍵を開けられるのも鍵屋さんです。最近ではハイセキュリティシリンダーも多くなり、鍵屋でも鍵開けは難しいとされていますが、壊し方やはたまたハイセキュリティーシリンダーでも開けられると書いているホームページもお見かけします。そうなると、鍵交換を依頼して鍵の種類や住所を知られてしまってはいささか不安になるだろうと思います。
鍵屋の技術は店舗や業者によってまちまちですので、全員が全員なんでも鍵を開けられるわけではありません。ましてや鍵開けの技術があったとしても、破壊となると鍵屋でも泥棒でも結構目立つ行為です。ですので鍵の種類を知ったところで、鍵を開けられるわけではありません。鍵屋というのは信頼商売ですので、一度悪名がついてしまうと廃業は免れません。責任感を持って仕事に取り組まれている方達であることは間違いないでしょうが、開錠技術を悪用しないという確実な保証はないので私達一般人から見れば不安な面もありますよね。
となると、あとは鍵屋の信用性が重要になります。実績が多い会社は教育が徹底しており技術力に長けており緊急依頼にも出動可能な場合が多いのですが、鍵師の入れ替わりは多いと思われます。創業何十年・地域密着の昔からある店舗であると信頼性は高いのですが技術の幅は店舗マチマチと言えます。こうしたいくつかの業者に一度依頼をし一番安心できると思ったところへ依頼することが重要です。また、ドアロックを2つつけるのであれば、1つは別業者・1つは別業者など分けてしまえば鍵の種類を知られても安心ではあります。