ハイグレードな鍵とは一体何なのか、鍵にそもそもグレードがあるのか、といった疑問が出ると思います。一般的には鍵といえば玄関を開け閉めしたり、ロッカーを開けたり、金庫の扉を開けたり、車やバイクにもついているものですが、鍵にはグレードがあります。グレードというのは鍵の防犯力と機能力を兼ね備えたものがハイグレードとなり、住宅の玄関錠・会社の鍵なんかとしても使用されています。グレードが低い鍵となると、10年以上前に多く取り付けられていたディスクシリンダーやピンシリンダーの事で、ピッキングや破壊に弱い鍵となります。ですがこれらのピンシリンダーなどは、机やキャビネット・ロッカーの鍵など防犯性がそこまで必要じゃない場所へ取り付けられています。ハイグレードな鍵が必要となるのは主に玄関や出入り口の鍵となるでしょう。

ハイグレードと言える鍵のひとつに「カバスターネオ」「ロイヤルガーディアン」が挙げられます。カバスターネオはスイスに本社を置くKABA社製のもので銀行や公的機関などセキュリティが必要な場所でも採用されている防犯シリンダーです。一方ロイヤルガーディアンは北海道に本社を置く株式会社トーショウビルサービス製のもので、ピッキング完全ブロック・ドリル耐性も高いながら24時間体制の緊急フリーダイヤルが用意されているなどサポートも充実しています。どちらの鍵も世界最高水準の防犯シリンダーで、ピッキング・破壊耐性があり、合鍵も本人以外が作る事が出来ないように持ち主登録が出来ます。またこれらの鍵は主な住宅シリンダーと交換が可能な事が強みで、取り付け作業も通常の鍵交換と違いはありません。もし防犯シリンダーへの交換で悩んでいるときには、お近くの鍵屋さんに相談して交換可能なシリンダーを提案してもらいましょう。